レーダ非破壊検査事業
マンション・オフィスビルなどの高層建築物の外壁点検作業では、打診や目視による調査が主流となっています。技術発展に伴い、ロボット等を活用した高精度カメラや赤外線によってより精緻な調査も可能となりましたが、内部欠陥情報を得る方法としては十分ではありません。より高度な信頼性の高い欠陥情報を得ることが出来る手法の開発がひとつの課題に挙げられていました。
当社では、レーダ非破壊検査事業として、建築物外壁の内部に潜む空隙や亀裂を、非接触・非破壊で点検可能となるミリ波レーダ技術を開発。
省人化・作業性向上に向けた建造物の定期点検の効率化をご提案しています。
JFE商事エレクトロニクスの
レーダ非破壊検査事業にお任せください
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当社では、建築物外壁の内部に潜む空隙や亀裂を、非接触・非破壊で点検可能となるミリ波レーダ技術を開発。可視化出来ない内部欠陥の位置・深さ情報の取得、画像化を実現いたします。
ソリューション1ミリ波レーダによる内部欠陥位置の可視化
光通信技術を活用したレーダ、ミリ波レーダ技術により、電波の周波数差分を確認することで、外壁内部の欠陥位置を可視化します。
弊社で開発したレーダシステムで作られた広帯域の電波周波数を変えながら、対象物に照射。対象物から反射して戻ってきた電波と元の電波の振幅相違関係を計算することで、外壁内部の欠陥位置を可視化します。
既にシステムの有用性の実証を行っており、建造物外壁の内部欠陥を模擬した試験体での実験においては、右図のような断面画像が得られ、タイルとモルタル層、モルタルとコンクリート躯体、モルタル層間の空隙の可視化にも成功しています。
この高性能レーダ技術と制御可能な動体(ドローンやロボット)との融合により、点検作業の経済性、効率性、安全性が高められるだけでなく、肉眼では見えなかったリスクの可視化が可能になります