フリーアドレス化で収納スペースを1/10に! 誰でもピッキング可能な体制づくりで段取り工数も削減

事例概要

お客様

八紘電子株式会社

事業

実装プロセス事業

導入ソリューション・製品

スマートリールラック®およびシステム導入までの技術サポート、ソリューションの提案

電子部品の基板実装を主事業にされている八紘電子株式会社様は、段取りに要する時間や在庫スペースの増大に課題を抱えていました。その状況を解決するために導入したのが、スマートリールラック®です。

今回は「具体的にどのような課題を抱えていたのか」「スマートリールラック®を導入した決め手は」「導入後は電子部品の管理方法がどう変わったのか」などについて伺いました。

導入前の背景・課題と導入後の効果

背景・課題

  • 多品種少量生産により前段取り工数が増加していた。
  • 新規部品の追加などで部品のアドレスが不規則であった。
  • 収納場所の確保が困難であった。
  • 新人作業者や外国人労働者によるピッキングミスの防止

効果

  • 収納をフリーアドレス化したことで、前段取り時間を短縮できた。
  • スマートリールラック®の導入により、電子部品の収納スペースを1/10に削減できた。
  • ピッキング作業を簡素化したため、ピッキングミスの防止に繋がった。
  • X線カウンターも同時に導入し、棚卸しにかかる時間を短縮できた。

課題解決までの道のり

背景

八紘電子株式会社様では、電子部品の管理方法において主に3つの課題を抱えていました。

 

  • 1つ目は生産体制が多品種少量生産であるため、前段取り工数がネックになっていたことでした。多くの品種を少しずつ生産する生産体制では、段取り替えの発生回数は多くなるのが一般的です。発生効率のよい生産をおこなうには段取りの工数を削減する必要性が出てきたのです。
  • 2つ目の課題は昨今の部品調達難にありました。部品調達が難しかったためにどうしても過剰発注や過剰在庫となり、電子部品の収納場所を確保するのが難しかったのです。
  • 3つ目は新人の作業者や外国人労働者の増加です。新人や外国人労働者でもミスなく作業するには、誰でもピッキング可能な体制を整えなければなりませんでした。

そんな状況下で、お取引先様からのご紹介で、スマートリールラック®をお知りになり、その後は当社のWebサイトをご覧頂き、導入を検討頂きました。

 

提案

まずヒアリングをもとに、当社から提案をおこないました。

今回のお客様は実装機に供給するまでの工程において多くの電子部品リールを収納・ピッキングされていました。そのため一度に大量のスマートリールラック®を導入するのではなく、一部の工程から導入するスモールスタートを提案。具体的にはIQC(入荷品の受入検査)後のリールを収納するところから導入し、そこから段階的に拡張していくよう提案致しました。

導入に至った決め手を伺うと、「提案力の高さ、スピード感、製品の性能の良さ」を挙げていただきました。提案内容について了承いただき、1回目はスマートリールラック®を7台導入。そして2回目は2台+ソフト改修と、リピート購入していただき、段階的な導入を実現しています。

スマートリールラック®とは

スマートリールラック®は、電子部品収納ラックをデジタル化し、ラックに個々の電子部品位置情報を持たせることで、従来のリール管理の作業性を大幅に向上させる新しいラックシステムです。

出庫対象電子部品リールの場所をLEDが点滅することで快速入出庫を可能にし、これまで時間を要していた入出庫作業時間を短縮できます。

また、電子部品リールのデータをシステム管理し、先入れ先出し(FIFO)をサポートします。加えて、フリーロケーションで入庫できるため、倉庫の省スペース化にも貢献します。

▼スマートリールラック®詳細についてはこちらからご確認いただけます。

 

課題解決に向けたポイント

これまでの電子部品の管理は、倉庫にて人手で入庫し、出庫時は倉庫と現場にあるラックから人手でおこなっていました。ピッキング時はBOMリストと必要な部品を照合して目視で特定。このため、段取り工数の削減やピッキングミスを防止する仕組みづくりが課題解決のためのポイントとなりました。

スマートリールラック®はピッキングする部品をLEDが点灯することで教えてくれます。導入後は生産計画と連携させて払い出しリストを作成し、スマートリールラック®にその情報を送信することで該当部品のある場所を光らせて示すようにしました。

 

これまでは出庫部品を取り違えて不良品を製造してしまう、段取り替えに時間を要する、などがあったそうです。しかし、導入後は部品のピッキングミスは減り、品質面や作業効率のアップに貢献しています。「外国人も容易に使え、間違いもないため助かっています」とのことで、先入れ先出しによる部品管理も以前より簡単にできるようになったと伺っています。

 

また過剰在庫により収納スペースを圧迫していた点も課題としてありましたが、ロケーションをフリーアドレス化にしました。これにより、電子部品の収納スペースを1/10まで削減することに成功、在庫管理の効率化も実現できたそうです。

 

 

導入事例 ラックとカウンターの連携 イメージ画像

評価いただいたポイント

下記のような点においてご評価を頂いております。

・導入費用や運用コストが抑えられること

・システムが簡便なため、段階的な導入が可能であること

・運用管理と維持が容易であること

 

 

まとめ

スマートリールラック®は導入後、運用状況に応じてラックの追加およびソフトの改修(機能追加)が可能です。実際に、投資額を抑えたSmall Startをご希望のお客様に多くのご好評を頂いております。

そのため投資額を抑えたSmall Startをご希望のお客様に多くのご好評を頂いております。

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