「棚卸しがこんなに楽になるなんて!」スマートリールラック®で、棚卸しもスペース削減も作業効率化も全て実現!

事例概要

お客様

ミヤ電子株式会社 様

事業

実装プロセス事業

導入ソリューション・製品

スマートリールラック®およびシステム導入までの技術サポート、ソリューションの提案

今回ご紹介するのはミヤ電子株式会社 様の事例です。

ミヤ電子様は新工場設立に伴い「自動化による生産効率・作業効率アップ」を実現すべく、改善施策を検討しておりました。

既に他社製のシステムラック導入が決まっていた中で、スマートリールラック®も併せて導入頂いた経緯やメリット、そして導入効果を本事例にてご紹介させて頂きます。

導入前の背景・課題と導入後の効果

背景・課題

  • リール保管場所のスペースが広く移動時間がかかりピッキングに時間がかかっていた。
  • 保管場所にデッドスペースができてしまい、倉庫のスペースを圧迫していた。
  • 入庫の際に目視で収納すべき箇所を確認する必要があり、1アイテムの入庫に10~15秒ほど時間を要していた。
  • 棚卸しの際は遅くとも1週間前には作業を開始しなければならなかった。

効果

  • 【出庫時間】ピッキング時間を1/3に短縮!
  • 【省スペース化】収納スペースを1/2に削減!
  • 【入庫時間】従来の50%に入庫時間を削減フリーロケーションで入庫できるため作業者の負担が軽減
  • 【棚卸し】全てデータで管理しているため、部品をカウントする作業が不要になり、作業時間を1/5に削減!!

課題解決までの道のり

背景

複数社の実装を請け負っているミヤ電子様では、別々の顧客から同じ部材が大量に支給されてくることも多く、支給された部品を顧客ごとにシステムで管理したいというニーズがかねてよりございました。

これまで同社では、支給部材をスチールラックや箱で管理し、入出庫作業も手作業で行っていました。このため、倉庫にはデッドスペースが生じてスペースを圧迫していました。また、大量の支給部品が想定外の場所に置かれ、移動時間やピッキング時間が長くなり作業効率が低下していました。

このような状況を改善し、作業効率と生産効率を向上させるために、新工場の設立にあたり「システムによる自動化」を実現するために、他社製のタワー型システムラックの導入を決定しました。しかし、全てのリールをタワー型のラックで管理することはコスト面で難しいと考えておりました。

そのような状況で、既に当社のスマートリールラック®を導入・活用されている他社様を見学された際に、操作性の良さや収納力の高さが同社のニーズにマッチしていると感じられたことから、お問い合わせを頂きました。

 

提案

他社製のタワー型のシステムラックのサーバーに連携できるように、ソフトを通常仕様ではなくカスタマイズした仕様でご提案!

現在は、ヒアリングを通じて明らかになった詳細な課題を解決するために、ソフト面とハード面の両方でお客様のニーズに沿った独自のカスタマイズにも順次対応を予定しています。

 

スマートリールラック®とは

スマートリールラック®は、電子部品収納ラックをデジタル化し、ラックに個々の電子部品位置情報を持たせることで、従来のリール管理の作業性を大幅に向上させる新しいラックシステムです。

スマートリールラック®は、出庫対象電子部品リールの場所のLEDが点滅することで快速入出庫を可能にし、これまで時間を要していた入出庫作業時間を短縮できます。

また、電子部品リールのデータをシステム管理し、先入れ先出し(FIFO)をサポートします。加えて、フリーロケーションで入庫できるため、倉庫の省スペース化にも貢献します。

また、お客様の収納スペースやリール数、リール径に応じて、最適な仕様にスマートリールラック®本体やソフトをカスタマイズ可能です。

スマートリールラック®これまで実装現場で課題だった「考える」/「探す」行為を自動化することで、人に依存しない安定的な運用を可能とします。

スマートリールラック®の詳細についてはこちらからご確認いただけます。

課題解決に向けたポイント

既にタワー型のシステムラックの導入が決まっておりましたが、段取り替えや支給部品数が多い同社では、全てのリールをタワー型のラックで管理するのではなく、スマートリールラック®も併せて活用することで、更なる生産効率アップの実現を目指しておりました。

今回スマートリールラック®の導入に際して、導入に至ったポイントは下記の4点です。

 

・収納力の高さ

→タワー型のラックで管理しきれない部品をスマートリールラック®で収納・管理するため、収納力の高さは欠かせないポイントでした。

スマートリールラック®は1台のラックで1334リール*を収納可能で、M社様では全16,000リール中、約14,000リール(87%)を18台のスマートリールラック®で管理されております。

*7インチ8mm厚リール仕様の場合

 

・簡易な操作性

→入庫時はフリーロケーションで入庫可能・出庫時はLEDの点灯したスロットから該当部品を取り出すだけの簡易な操作で入出庫作業の効率化が可能です。

 これまで各オペレーター個人の経験に依存していた作業を誰でもできるようになります。

 

・他社製のタワー型ラックとのシステム連携

→スマートリールラック®はお客様の希望仕様にマッチした機能にカスタマイズできる柔軟性があるため、ソフトを同社向けにカスタマイズ、

 他社製のラックと連携を可能にしたことも大きなポイントです。

 

・低コストでの導入が可能

→タワー型のラックと比較すると、コストを抑えて導入可能です。

ミヤ電子様スマートリールラック導入事例 省スペース化に貢献

在庫スペースを1/2に削減することに成功!移動時間や部品を探す時間も削減できるため、生産効率アップに貢献いたします。

 

評価いただいたポイント

導入にあたり、下記のような点をご評価いただいております。

・省スペース化により収納場所までの移動時間と、部品のLED点灯により捜索時間を削減。結果、出庫時間を1/3に短縮!

・フリーロケーションで入庫可能なため、以前のように目視での確認が不要に!

・デッドスペースが無くなり、収納スペースを1/2に削減!

・1週間前に作業を開始していた棚卸しのカウント作業が不要となり、心理的負担は大幅に軽減し、作業時間は1/5に削減!

・部品支給業者様への部品残数の迅速な共有が可能となり、タイムリーできめ細やかな部品補充が可能に!

 

スマートリールラック 他社製のシステムラックとの連携 イメージ画像

他社製のタワー型システムラックと連携可能!お客様のご希望に沿った形でソフト・ハードをカスタマイズ可能です。

まとめ 

★入庫時間を1/2、出庫時間を1/3と、作業時間を大幅に削減!

★フリーロケーションで入出庫可能になったことで、目視での作業が不要になり、作業ミスや作業時間を削減!

★棚卸しにかかる作業時間を1/5に削減!心理的なハードルも低下!

★在庫保管スペースを1/2へ削減成功!

部品支給業者様への部品残数の迅速な共有が可能となり、タイムリーできめ細やかな部品補充が可能に!

 

スマートリールラック®は導入後、運用状況に応じてラックの追加およびソフトの改修(機能追加)が可能です。
実際に、投資額を抑えたSmall Startをご希望のお客様に多くのご好評を頂いております。

そのため投資額を抑えたSmall Startをご希望のお客様に多くのご好評を頂いております。

在庫管理につきまして、「まずは話を聞いてみたい」「今の課題を解決できる方法がないか相談してみたい」というお客様は、「お問い合わせ」からお気軽にご連絡ください。

 

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