広大な工場の遠隔監視を実現!現場移動なしで省力パトロールが可能に

事例概要

お客様

国内某大手鉄鋼メーカー

事業

スマートファクトリー事業

導入ソリューション・製品

LTE回線を活用したクラウドネットワークカメラ(TMFのLTEクラウドネットワークカメラ)

今回ご紹介するのは、国内某大手製鉄所の事例です。
製鉄所の敷地は広大で、いろいろな設備、装置が散在しています。これらの設備、装置の点検や、異常発生時には直接現地に行かねばならず、時間も手間もかかっており、遠隔かつリアルタイムに状況把握したいというニーズがありました。しかし、広大な敷地の隅々まで有線LANを張り巡らせるのは費用的に困難でした。
そして今回、当社が提案するソリューションを採用した結果、課題を解決するに至りました。いまではお客様のご要望通り、ネットワークカメラを使った、リアルタイムでの遠隔監視が運用できるようになっています。
それでは一体、具体的にどのような取り組みを行い、課題解決したのでしょうか。

導入前の背景・課題と導入後の効果

背景・課題

  • 場内のスペースが広大で、有線(LAN)を使ったネットワークカメラの設置が難しい
  • LTE回線は低帯域のため通常のネットワークカメラでは鮮明で流れるような動画を常時送信できない
  • 送受信できた動画は画質が悪かったり、動画がカクカクしたり、途中で停まったり、遅れが発生したりして現場での常時使用に堪えられるものではない
  • 問題が発生すると、管理事務所から現場までの車移動が大変(車で10分~30分かかる)。往復だけで1時間かかる現場も
  • 問題が発生した時点で、遡及して詳細を知ることができない

効果

  • 場所の制約を受けることなくネットワークカメラの設置が可能
  • 低帯域でも映像データの送信が可能で、遅延なく、高画質な映像を見られる
  • 多箇所のカメラを一度に閲覧できるようになったことで、現場の詳細の様子を運転室から簡単にモニターでき、有事にすぐ対応できる体制を構築できた
  • 複数のカメラをまとめて、同期して閲覧することにより、いままで見えていなかった事故の原因が解析可能
  • いままで設置できなかった場所にカメラを設置したため、危ない場所に直接行かなくても、遠隔監視が可能(安全面、作業安全の向上 )
  • 問題が発生した時点で、遡及した映像の詳細を知ることができる

課題解決までの道のり

背景・課題

お客様のニーズは、リアルタイムに工場の状況を把握するため、現場を遠隔監視するネットワークカメラを設置したいというものでした。しかし場内が広大なため、有線LANの配線は現実的に難しく、カメラ設置ができない状況。(手間と費用がかかりすぎる)

さらに、場所の制約を受けずに、手軽で安価に設置できる遠隔カメラの設置を希望していました。

提案

そこで当社は、設置に際し有線LAN不要、無線で、電源さえあればよく、設置が非常に簡単な、LTE回線を活用したクラウドネットワークカメラ(TMFのLTEクラウドネットワークカメラ)の設置をご提案。

しかも、5Gよりはるかに安価なLTE回線で「超低帯域・超遅延・高画質」なリアルタイムでの遠隔監視を実現したのです。

課題解決に向けたポイント

今回は、お客様にとって初めてのクラウドネットワークカメラ導入でした。そのため、映像データをクラウド管理するための社内のセキュリティ審査にも時間がかかった様です。

そこで当社は、どのような基準をもうけるべきかなど、セキュリティ審査基準の設定からもサポートを行いました。

さらに、お客様にとって前例がないという不安を払拭するため、本導入前にデモ機を導入。お客様に知ってもらい、使ってもらい、実感していただいた上で、当社の提案するソリューションの良さを訴求できた点が、本案件の大きなポイントとなりました。

評価いただいたポイント

  • ネットワークカメラの設置が簡単、手軽にできる
  • 人の目が届きにくい場所でも、カメラ設置ができる
  • 現場移動無しの省力パトロールが可能になった

「超低帯域・超低遅延」とは?

現場映像ソリューションでは、ハイビジョンやフルハイビジョンの超鮮明動画を超低遅延=現場で起こっている事象をほぼリアルタイム(約0.5秒遅れ)で提供する必要があります。

デジタル通信における帯域幅とは「1秒間に何ビット転送できるか」を表す「bps」または「b/s」という単位を用いるのが一般的です。

帯域幅は、その幅が広いほど多くの情報を転送できます。超低帯域とは、通信帯域幅を非常に少なく済ませる技術を指すのです。

通常、ハイビジョン動画のデータ量は大きく、LTE経由だと動画の遅延や停止が発生し、リアルタイムな監視には不向きです。しかし独自技術により約10分の1から20分の1(100 ~250kbps)程度にデータ量を圧縮できるため、5Gよりはるかに安価にLTE回線で、ほぼリアルタイムに超鮮明な動画の送信が可能となります。

こうして、動画技術の世界では驚くほど革新的なエンドツーエンド型ターンキーソリューション (直ちに稼働できる状態で納品可能な製品)を実現しています。

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この製品を扱う事業

スマートファクトリー事業

生産現場の「映像によるDX化=スマートファクトリー化」を実現し、業務改善・生産体制強化を目指します。

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