商社の事務は創意工夫の余地がある、やりがいのある仕事です。

大関 彩乃

入社年
2016年
所属・役職
電子デバイス営業部
第一営業室

自己分析の結果の上で事務職を志望

就職活動をしていたころ、私は、商品を売り込んだり自分から何かを作り出したりする仕事よりも、事務処理のような、自分で集中して進めることができる、細かい仕事の方が向いていると自己分析し、一般職、つまり事務職を志望して就活をしました。

事務職の採用となると、商社か金融系が多いので、必然的にそのどちらかを選ぶことになります。あくまでも学生時代のイメージなのですが、「金融業界でお金に関わる数字だけを扱うよりも、商社でいろいろな商品を扱った方が楽しいかな」と思ったことが理由で、商社に絞ることにしました。この会社に決めたのは、とても働きやすそうな雰囲気が説明会や面接を通してしっかりと伝わってきたからです。

書類作成の目的を理解すること

大関 インタビュー写真

私の仕事は、おもに2つあります。一つは受発注管理です。受注内容を社内システムに入力したり、在庫を確認して少なくなっている商品は、営業担当に伝えて発注書を作ったりします。またお客様への出荷手配も私の仕事なので、納期管理も大切です。価格、納期、数量、納入場所、全てにおいて間違いがなくて当たり前の仕事ですから、間違いがないように何重ものチェックを行っています。プライベートでは考えられないぐらいキッチリ確実に管理しています。

もう一つは、営業や会議で必要な資料をまとめること。今なら、「これをわかりやすいようにまとめてください」という依頼が来れば、さっと進めることができるのですが、入社してすぐのころは、「わかりやすい」と言われても漠然としているので、どうしていいかわからずに戸惑い、何度も何度も「このぐらいの方がいいですか?」と質問をしていました。

質問するたびに丁寧に答えてくれた先輩方に感謝しなくてはなりませんが、この質問攻めを繰り返すうちに、とても大切なことに気づきました。それは「書類を作成するには、それぞれの目的がある」ということです。たとえば、「この商品の売り上げについてまとめてください」と依頼された時に、細かい数字が大事なのかもっと大きなトレンドの変化が大事なのか、それによって表現の仕方は全然違います。今でも、わからなければ質問しますが、どの商談、会議に使用するものかがわかれば、だいたい自分で判断できるようになりました。

その中でも、フォーキャスト(発注予測)資料作成という大切な仕事があります。お客様から「今後、こんな形で発注する予定です」という資料をいただいたら、現在ある在庫と、今後入って来る予定の既発注分とを合わせて、「今後、在庫がどう推移するのか」を予測し、過不足なく準備することが目的です。この資料を基に営業会議で指針を決定するので、非常に大切な資料です。

いつかは家庭と仕事の両立を

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当社を選考する際、「若いうちからどんどん仕事を任せてくれる」とは聞いていましたが、それは本当でした。一人の一般職社員が複数の営業担当をサポートすることが通常ですので、いろいろな依頼や業務を捌かなければなりません。慣れないうちは、いっぱいいっぱいでしたが、自分の中でTODOリストを作り、優先順位をつけることで、スムーズにこなせるようになっていきました。ドッと来た依頼を並行しながらスムーズに終わらせた時は爽快ですよ。

計上作業が集中する月末・月初は比較的忙しいのですが、平均して残業は決して多くはありません。ダラダラと仕事をするのは嫌なので、時間内で終わらせてサッと帰りたいです。自分のやるべきことが終われば帰れますし、お休みを取るのも遠慮はいりません。部署のみなさんは、とても優しいと思います。今後は、事務処理的な知識に加えて製品の特長なども知っていきたいと思います。知識がなければ不具合が発生した時に、お客様からその内容を聞いても理解できず、メーカーの担当者に聞いたことそのままに伝えるしかなくなりますから。

また女性社員にとっても働きやすい環境だと思います。現にお子さんがいて、時短勤務で働いている先輩もいます。人間関係も良好であり、有給を取得するのに気を遣うこともないですね。また、フレックスタイム制度を活用して、プライベートの事情に応じて出社・退社時間を調整することもできます。
JFE商事エレクトロニクスは、とても働きやすい会社だと思います。大手のグループですから福利厚生や研修もしっかり受けることができますよ。